ふぃかろぐ

アートやライフスタイル、ブログ運営のことなどいろんなことを書いている雑記ブログ。

プロのクリエイターに無償で、もしくは安く仕事を頼むのはいけないこと?

どうも、ふぃかです。

 

こんにちは。

 

悩む牛

「ねぇねぇ、絵描けるんでしょ?簡単でいいからタダで描いてよ。」

「ちゃちゃっと描けるんやろ?安くしといてよ。」

 

友人や知人から、こんなことを言われて困ったことはありませんか?

 

ちょちょいのちょい!って描ける人もいるかもしれません。

 

でもあたしは描けませんし、描けたとしても安売りはしたくありません。

 

 

あたしが丁重にお断りした話

ある日、SNSを通じて仕事の依頼がきました。

内容は大きな看板に、わりとガチな感じの肖像画2人分を描いてほしいとのこと。

 

これを一週間で描いてほしいと。

(えっ?2人分やろ?間に合うかな?)

 

さらに、サプライズなので肖像画の本人には許可をとっていないため、ボツになる可能性もありますとのこと。

(ん?・・・はぁ?)

 

そ し て !!!

3000円でお願いします…と。

(って、え?なんやてーーー!?)

 

あたしは特徴を捉えて描く「似顔絵」は苦手で、みっちり時間をかけてリアルに描く「肖像画」を得意としているため、おそらくA4サイズで1人描くだけで5日ぐらいかかります。

 

その時点で、あぁ時間的に無理だな、断ろう。

と思っていました。

 

で、その後のボツになるかも〜のところで、あ・これは絶対に断ろうと思ったわけなんですけど。

 

それと「お友だち価格」なのか知りませんが、安すぎませんか?!

 

そして、どうして金額をそちらが決めてくるんでしょう?

値段はこちらが決めることですよね?

 

だいたいこのぐらいの予算で頼みたいんだけど、どんな感じならできる?と言ってくれるならまだしも…。

 

あまりにも呆れてしまい、その日はそのやりとりをするだけで、ものすごく消耗してしまったのを覚えています。

 

もちろんそのお仕事はお断りしました。

 

イラストの相場

そもそもイラストっていくらぐらいなのでしょうか?

日本イラストレーター協会のサイトに載っていたのでこちらを参考にしてみてください。

パンフレットなどで10cm角に納まるくらいの小カットとして使用する場合、モノクロイラストで1点あたり3,000円〜5,000円、カラーで5,000円〜10,000円というところが相場です。

 

しかし、ココナラというサイトでは、相場10,000円前後のイラストや似顔絵が、2,000円前後で取引されているそうです。

(やっす!)

 

あたしは以前、ココナラに登録してみようかなと思ったことがありました。

でも、結局やめました。

 

なぜなら、あまりにも安すぎるから。

 

他にも超低価格(イラスト1,000円〜)でイラストを取引するサイトがあるそうです。

 

プロのイラストレーター泣かせですね。

 

プロの仕事は、インスタントではないのです。

安くサービスをするのはクリエイターの価値を下げることになります。

 

そして一度安くで仕事を引き受けてしまうと、次またお願いされた時に「前は安くでやってくれたやん!」と次も安くしなければならなくなります。

 

これではいずれ自分の首をしめることになりかねません。

 

ピカソの逸話

あの有名な画家ピカソにも、創作物の対価についての逸話があります。

ある日、街でファンに出会います。

「これに絵を描いてください。」とファンはピカソに頼んだそうです。

 

すると、快くOKしたピカソは、ものの30秒で素晴らしい絵を描きました。

そして「100万ドル(およそ1億円)です。」とその絵を差し出したのです。

 

サラサラっと30秒で描いただけなのに?とファンは驚きました。

 

するとピカソは言いました。

この絵に費やした時間は、30年と30秒です。

と。

 

そうなのです、これは画家だけではなく色んな職人さんに言えることですが、その技術を習得するために、いったいどれだけの時間、お金を投資してきたでしょうか。

 

どれだけの努力をしてきたでしょうか。

 

その30秒しかファンは見ていませんが、その背景には30年分のキャリア・実績があるわけです。

 

命を削っている

友人だからといって、無償(タダ)で、もしくは安く仕事を頼まれるのは、やはりクリエイター側も嬉しくありません。

 

もし知り合いのカメラマンや美容師など、技術職の人に何か頼む時は思い出してほしいです。

 

「ちょっと写真撮ってくれやん?」

「簡単でいいで髪切ってよ。」

 

「もちろんタダで。」

 

どれほど頼まれたほうは、モヤモヤするか。

 

その技術を身につけるため、スキルを磨くため、どれほどの時間・お金・労力を費やしてきたか。

考えてみてください。

 

そして、その人にも生活があります。

養う家族がいるかもしれません。

 

あなたの髪の毛をタダで切っている間も、その人の大切な時間は過ぎていっているのです。

 

時間とは命です。

なんて言うと大げさだなんて言われるかもしれませんが、大切な命を削っているのです。

 

最後に

いかがでしたか?

賛否両論あると思います。

 

クリエイターに限らず、プロに無償で仕事を頼んだり、安くしといて〜と安値でお願いすることは、いけないこととはいいません。

 

ただ、頼まれたほうはあまり気持ちよくないですし、断られることもあるよとだけお伝えしておきます。

 

あたしが頼む立場でしたら、敬意を払ってちゃんと対価を支払いたいと思うはずです。

 

 

頼むほうも頼まれるほうも、気持ちよくやりとりできるといいですね。